初めての菜園作業…なんだかワクワクしますね。
始める前からいろんな本を読んだり、YouTubeを観たりして、期待に胸を膨らませているのではないでしょうか。
私もそうでした。
ところで、必要な小物は揃っているでしょうか?
不要なものを買おうとしてませんか?
迷ってませんか?
私も菜園を始めた頃は、あれも必要かな?これもあったほうがいいんじゃないかとか、いろいろ買いこんでしまい、結局使わずじまいでたくさん無駄にしてしまいました。
菜園歴9年の私がご紹介します
この記事では、これから菜園を始める方を対象に、私の経験からこれはそろえておいた方が良いだろうと厳選した小物についてご紹介します。
・菜園を始めるにあたってそろえておきたい小物を厳選して紹介
・必須か否か/活用シーン/購入できる店舗を解説
・その小物がなぜ必要なのかを解説
・選ぶときのポイントを経験にもとづいて解説
1.園芸用はさみ
■必要レベル
必須です
■活用シーン
枝葉剪定、摘花、摘芯、収穫など あらゆる場面において必要となります。
■購入できる店舗
農協、ホームセンター、100均ショップなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
永く使うものですので、少し奮発して出来るだけ良い品物を購入して手になじませた方が良いかと思います。複数用意して、用途によって使い分けたほうが良いです。私は100均ショップで3個用意して、剪定用、収穫用、その他で使い分けています。
作業後は毎回きれいに洗って日光消毒しています(病気の蔓延予防のため)。
2.移植ごて
■必要レベル
必須です
■活用シーン
苗を本植したり、細かい作業をする際に必要です。
■購入できる店舗
農協、ホームセンター、100均ショップなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
100均ショップのもので構わないと思いますが、けっこう使用頻度は高いので、しっかりしたものを選んでください。あと、移植ごての長さを正確に測って覚えておいてください。
種まきや苗を本植するとき、株の間隔や溝の深さなどを測る際の目安になるので便利です。(持ち手を含めて約30cmくらいのものが多いです)
3.除草鎌
■必要レベル
あれば便利です
■活用シーン
文字通り、除草するときに使います。私は、雑草は根こそぎ抜かない派(根はあえて残す)なので、この除草鎌で土の表面を雑草ごとガリガリと削り取って、雑草の茎を斬る感じで使っています。あと、畝間の中耕に使ったりしてます。クワや三角ホ―に比べて小回りが利くので結構重宝してます。
■購入できる店舗
農協、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
これを購入する前は、雑草の処理が非常に億劫だったのですが、使ってみると非常に便利な事に気づきました。雑草処理にかかる時間が飛躍的に短縮されました。伊達に「除草」と名乗っているわけではないのですね。非常に重宝してます。
4.ヒモ類
■必要レベル
必須です
■活用シーン
支柱の結束、枝の誘引、株の補強、ネットの固定など、あらゆる場面で活用します。
■購入できる店舗
農協、ホームセンター、100均ショップなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
良い物を買って何シーズンも繰り返し使うか、それとも1シーズン保てば良いので安価なものにするか迷うところです。用途や重要度によって求める品質が違ってきます。私は、枝茎の誘引など作物に直接触れる部分や、支柱同士の結束など強度が求められる場所には、ホームセンターで購入した麻ひもを使用してます。ジュート麻ひもは柔らかくて使い勝手がよいので、個人的には大変気に入ってます。太さ2mmと3mmを使い分けてます。
平テープには強度は求めていないので、100均ショップで購入したものを使っています。
5.クロスバンド
■必要レベル
必須です
■活用シーン
イボ竹同士の固定に使用します。農園を始めた当初はヒモで固定していたのですが、クロスバンドを使う事で、固定/撤去の手間や時間が大幅に短縮できます。
■購入できる店舗
農協、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
購入を強くお勧めします。使ってない方もいらっしゃるので、必要レベルを必須にするかどうか迷いましたが、あまりにも便利なので必須とさせていただきました。強度が必要ですので、ホームセンターや農協などで、しっかりした品質のものを購入してください(もちろんネットでもOK)。必ずイボ竹の直径に合ったものを購入してください。
この商品は呼び方が様々で、「フックバンド」「クロスバンド」ほか、メーカーによって違うようですが、モノは同じです。
ご参考までに、クロスバンド(フックバンド)活用時のイメージ です。私の菜園でトマト用の支柱を組んだ時の写真イメージです。
6.Uピン杭
■必要レベル
必須です
■活用シーン
マルチや寒冷紗、不織布の固定、支柱をヒモで地面に固定などさまざまな場面で活躍します。
■購入できる店舗
農協、ホームセンター *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
何シーズンも繰り返し使うものです。また、土に直接差しますので、錆に強い素材のものをお勧めします。また、「黒丸」と呼ばれるプラスチック円盤が付属されたものを選ぶと良いです。これがあるとマルチを押さえるときに重宝します。
7.誘引クリップ
■必要レベル
必須です
■活用シーン
枝の誘引、トンネルがけの不織布固定、目印など
■購入できる店舗
100均ショップ、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
100均ショップでも、結構な品質のものがあります。いろんな形のものが売っているので、それぞれ使い勝手を試してみるのも良いかと思います。私は、だいたい下の3種類で落ち着いています。
8.マルチ穴あけ器
■必要レベル
ほぼ必須です。マルチをまったく使わない方でしたら、この穴あけ器も不要ですが…たぶん使う事になると思います。
■活用シーン
名前のとおり、マルチに穴を開ける道具です。コレがあるのと無いのとでは作業効率が全然違ってきます。
■購入できる店舗
農協、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
直径80mmと60mmが主流ですが、私は80mmを多用してます。何シーズンも使いまわしますので、錆びにくいものを選ぶと良いと思います。あと、カバーがしっかりしたものを選んでください。刃が鋭いのでカバーが無いとケガします。
カバーの意外な活用法ですが、私は播種時に、まずこのカバーを土の表面に押し付けて、深さ1cmほどの円形の凹をつくっています。種が蒔きやすくなるのでお勧めです。
9.移植器
■必要レベル
あると便利です
■活用シーン
苗を畝に定植する際、あらかじめ穴を作るときに使います。移植ごてでも良いのですが、きれいに作業が出来るので結構重宝してます。
■購入できる店舗
農協、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
錆びにくい材質のものを選んでください。
10.メジャー
■必要レベル
必須です
■活用シーン
畝の間隔、株の間隔、支柱を挿すときの深さなど、多用します。
■購入できる店舗
100均ショップ、ホームセンターなど *もちろんネットでも購入可能です
■選ぶときのポイント
100均ショップで品質の良い物がありますので、それで十分かと思います。屋外で使用するので、出来ればそういう用途が謳ってあるものを選ぶと良いかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、これから菜園を始める方向けに、そろえておきたい小物を厳選し、10個ピックアップしてご紹介しました。
参考にしていただけたら嬉しいです
ご紹介した道具は、私のこれまでの経験から、私なりの見解や主観に基づいて記載しました。
良い道具をそろえて、長く使っていきたいですね。
皆様の菜園ライフが、楽しいものになるようお祈りしてます。
この記事に関連して、そろえておきたい道具や身の回り品についても、別な記事で紹介(↓)していますので、コチラも是非ご覧ください。
私が家庭菜園で栽培している作物については、下記でご紹介してますので、是非ご覧になってください。