復職に向けていろんな活動を開始したものの、倦怠感や焦燥感、身体の不調などで思うようにいかないときがありますよね。
私も、身体面のプチ不調と復帰への不安、焦りが入り混じって、ちょっと凹み気味になりました。
また、この年度末という時期は、管理職にとっては非常につらいもので、休職していても辛い記憶が身に沁みついてしまっていて、なんともいえない鬱々とした気分になっていました。
この記事では、休職4ヶ月目 第3週での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。
当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。
私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです
・自身の不調と復帰への不安を俯瞰
・市民農園の作付け計画
・うつ症状と感情の起伏について関連性の考察
3/17(月) 心の揺れ
■当時の日記を読んで感じたこと
この頃、静かにしなければいけない場所や、退席不可な場面になると、なんとも説明しようのないような不安な気持ちに襲われていました。
会場がシーンとした場面で、「自分が突然叫びだしてしまうのではないか」という不安が付きまとい、動悸が激しくなり、映画の内容に集中できないというようなことが度々ありました。
映画や演劇などではほぼ顕著にこの症状が出て、理髪店や歯医者などでも時々そうなっていました。
「大丈夫」という言葉を心の中で唱え続け、なんとか事無きを得てはいたのですが、おそらくこれも予期不安の類だったのだろうと思います。
人が大勢集まって、じっと静かにしなければならない場面が苦手になっていたのですが、現在はそういう不安な感情を抑える術を身につけているので、なんとか大丈夫です。
いろいろな手法を身につけることも大事ですが、「こういうのも含めて自分なのだ」と認めてあげて、最終的には「まぁ、いっか」と自分を許すのが一番なのではないかと思っています。
「治す」というより、「認めて許す」感じです。
うつ症状の改善は、この感覚が大事なのではないかと私は常々思っています。
8:50~9:05 喫茶店にて
月曜の朝は、やはり憂鬱
通勤訓練さぼろうかとも思ったが、こういうのも含めて訓練なのだろうと思い直し、会社最寄り駅まで行って折り返した
通勤訓練も、始めたときよりだいぶ気持ちが萎えてしまっているように感じる
一昨日映画を観た
とても良いものだったが、途中変になりかけた
静かになっているときが、このようになり易いか?
何かに集中しているとき…というより、想いを巡らせているときだろうか
逡巡している時 といっても良いかも
脳が少々熱を帯びてきてくる
沸騰してしまうとヤバい
何とか抑える術を得たいと思う
深呼吸も今ひとつ
「修行しているんだ」と強く思うことが、今のところ一番効果的のような気がする
体力、精神力ともに相当消耗してしまう
心のブレみたいなのがキッカケになっているのか?
ブレというか揺れ
妻の花粉症が辛そうだ
今年は薬で抑えていない分、余計に堪えているのだろうか?
俺もこのところ凹み気味
バイオリズムが良くないのか?花粉症のせいか?
こういう時は無理をしてはいけない
楽しい事をしよう
本日ここまで
3/18(火)復帰への不安
■当時の日記を読んで感じたこと
年度末という時期は、管理職にとっては非常につらいもので、何年も繰り返しているうちに、辛い記憶として身に沁みついてしまっていたようです。
休職していても、年度末というだけで、なぜかなんともいえない鬱々とした気分になっていました。
この頃、「復職しなければ」という想いと、「まだだ、焦るな」という想いが交雑していたのですが、こんな気持ちで揺れ動いているうちは、まだ復職するべきではないんだろうなと漠然と思っていました。
でも、それって甘えじゃないの? などという考えが巡ってしまい、いったいどうすれば出口が見えてくるのか全く判らなくて、常に気持ちがモヤついていました。
0:00-10:05(H駅ファストフード店)
8:30には店に入っていたのだが、スマホでニュースなど見ていたら、この時間になった
もうすぐ3月も終わるが復帰すべきか?焦らず待つべきか?年度末という事で意識してしまう
会社の体制が軌道に乗ってから復帰する?
最近のプチ不調と復帰への不安、焦りが入り混じって、ちょっと凹む
前向きになれない………
その反面、興味のある事柄(畑など)には強い興味がある
自然に任せるか
本日はあまり気乗りせず、ここまで
3/19(水)農園計画を立てる
■当時の日記を読んで感じたこと
休職が始まってすぐの段階で、農作業がうつ症状の緩和に効果があるらしいことを知り、市役所に行って市民農園を借りました。
及び腰な性格の私にしては、良く行動したものだなと思います。
農作業には以前から興味があったのですが、ここでもきっちりやりたがる性癖が出て、こだわり農法やこなしきれないほどの多品種栽培にのめりこんでいきました。
どうやら、土いじりは私の性に合っていたらしく、現在でも続いている大事な趣味になっています。
市民農園については、「やって良かったこと10選」にも詳しく記載してますので、ご参照ください。
8:50-9:05(H駅ファストフード店)
昨日午後、農園計画をイメージまで落とし込んだ
数時間かかり疲れたが充実感あり
苗から育ててみるものもあり、楽しみではある
支柱やネットを張ったところに緑というイメージが湧く
今日帰りがけに蒸しパン屋に寄る予定
粉屋にも行く
明日チューリップあったら買うか
明日クリニック
先日の凹みについて相談してみるか
なぜ凹んだのか
前日の凸状態からのぶり返し?定期的、周期的なもの?疲れ?持ち直すには何が有効?花粉症とも関係あり?
本日ここまで
3/20(木)感情の起伏について
■当時の日記を読んで感じたこと
日記というかたちで毎日の行動や感情を記録していたため、ある時、感情の「起」と「伏」が繰り返している事に気づきました。
このことについて、クリニックでカウンセラーに聴いてみたところ、うつの症状としてはよくある事らしく、よく自分で気づきましたねと感心されました。
小池龍之介氏の著書にも、物事に一喜一憂せず、「中庸」「中道」を常に意識しておくことが肝要であるという事が記載されています。
中庸(中道)の重要性については、氏の著書に限らず仏道の教義として一般的に記されている事柄です。
自分が実際にそのような境遇に置かれてみて、なるほどそういう事なんだなと納得できました。
小池龍之介氏の著書については、「読んでタメになった良書10選」にも詳しく記載してますので、ご参照ください。
8:25~8:35(喫茶店にて)
本日11:00-クリニック
通勤訓練する気になれず、自宅最寄り駅で引き返し、喫茶店に直行した
前回のクリニック(3/7(金))からの経緯をまとめておく
3/ 7(金)Mさんと会合 凸
3/ 8(土)妻と外食 凹
3/ 9(日) ー
3/10(月)~11(火)鴨川 凸
3/12(水)~ 時々軽い凹
感情の「起」の大きさに比例して「伏」がある
こういうもの?(カウンセラー曰く、こういうものらしい)
総じて言えるのは、凸のあと凹が来るという事
また強弱も比例したものが来る
あまり凸にならないようにしないといけないか?先生に相談する
人と逢うのもMさん以来やっていない
次は、K、Yさん?
今日相談してみるか
昨日TVで夫婦の仲良くするにはどうすれば良いかやっていた
最近落ち着いてきたように思う
これからも大切にしていきたい
本日ここまで
まとめ(4ヶ月目 第3週)
いかがだったでしょうか。
参考になった部分があれば幸いです
この記事では、休職4ヶ月目 第3週での出来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。
- 3/17(月) 心の揺れ
- 3/18(火)復帰への不安
- 3/19(水)農園計画を立てる
- 3/20(木)感情の起伏について
次回、4ヶ月目 第4週の記事も参照してみてください。