うつ病...症状を他人に理解してもらうのが難しくて、とても辛いですよね。
自分とは無縁な病気だと思っていても、何かのきっかけで発症してしまう...
私も、気分の落ち込みや心身の不調を抱えたまま仕事をつづけていましたが、ある日の朝、とうとう何も考えられず、体が動かなくなっていました。
この記事では、私がうつ病を発症するまでの過程と、休職1ヶ月目に何をやっていたかをまとめています。
私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです
・うつ病発症までの過程
・クリニック(心療内科)受診から休職に至るまでの過程
・休職から1ヶ月間 何をやっていたか
生きがいを感じていた日々
私は入社して以来、ずっと大型コンピュータのカスタマエンジニアをやってました。
30代になると責任のある仕事、職場のリーダーを任され、やりがいというか生きがいみたいなものまで感じていました。
今でこそパソコンが各家庭に流通しているような状況ですが、この頃はコンピュータが今ほど一般的なものではなく、専門的な知識がなければ操作できないものだったので、お客様からは頼りになる大事な存在として扱われていたように思います。
会社の労務管理は現在ほど厳しくなかったので、お客様から要請があれば、昼夜、休日を問わず、即時駆けつけて対応してました。
なにしろ生きがいを感じていたので、ツライという感覚は全くなかったです
でもこの感覚が頭に刷り込まれると危ないんですよね
数字に追いかけられる夢を見る
40代になって課長になりました。
責任が重くなったというよりも、内向きな仕事が増えて、業績管理、苦手な金勘定もやらなければいけなくなり…
単純な四則演算ではなく、右肩あがりの数字、いわゆる数字で夢を語るっていうのが苦痛でしょうがなかったです。
昔から算数は苦手でした
この頃から、数字(なぜか毎回「3」)に追いかけられる夢を見るようになりました。
クリニック(心療内科)受診後、休職を決断
月曜日の朝、始業前から始まる部課長会が非常につらい。
7時半から開始なので、5時には家を出発。
日曜日のサザエさん症候群どころか、毎週土曜日の午後あたりから憂鬱になってました。
そして、ある月曜の朝。
何も考えられなくなり体も動かない。
さすがにもう限界を迎えたと感じ、妻に相談。
まず2週間、有給休暇をとってみましたが改善せず、メンタルクリニック(心療内科)でうつ病の診断書をもらって、休職となりました。
休職期間中に「やって良かったこと」10選を以下にまとめてますので、ご参照ください。
診断書を提出 1カ月休職決定
メンタルクリニックからの診断書を会社(上司)に提出し、産業医、保健師、安全衛生部署、上司を交えて協議がなされ、まずは1カ月休職してみようという決定がされました。
言葉が適切かどうかは置いといて、「すんなり」という印象。
もっと議論してから数日後に決定されるのかと思っていたので以外でした。
休職開始 ⇒3カ月に延長
最初の一週間は、寝ては起き、寝ては起きの繰り返し。
何をするにも気力が湧かなくて、生気を失っていました。
言葉もあまり発してなかったのではないかと思います。(実はあんまり記憶がない(^^))
この頃はクリニックから処方された薬を飲んでいました。
とにかく眠かった
その事しか記憶にないです
開始前は「1カ月も休める」と思ってましたが、ホントにあっという間に過ぎていました。
1ヶ月経過時点で、症状にあまり改善が見られなかったことから、主治医に相談のうえ、休職期間を1カ月→3カ月に延長することにしました。
まとめ(発症~休職1ヶ月目)
この記事では、私がうつ病を発症するまでの過程と、休職1ヶ月目に何をやっていたかについて、概要レベルでまとめました。
何かしら参考になった部分があれば幸いです
・生きがいを感じていた日々
・数字に追いかけられる夢を見る
・クリニック(心療内科)受診後、休職を決断
・診断書を提出 1カ月休職決定
・休職開始 ⇒3カ月に延長
休職2ヶ月目からは、当時の日記をもとにして、詳細に掘り下げて記載してます。
―どんな過ごし方をしたのか
―どんな気持ちでいたのか
―当時の日記を読んでみての自身の感想
という部分についても記載していますので、続けてご参照ください。