煩悩について考える【うつ休職記録(6ヶ月目 第3週)】

うつ病休職記録

目標とする日程や内容が具体化されたのはいいけれど、考えすぎてしまって気が重くなったり、憂鬱になったり、そんな事ありますよね。

私も、いよいよ復職直前での仕上げ段階で、及び腰になったり、不安からくる怒りを爆発させてしまったりしていました。

はからずも、この前週に出会った著書から吸収した知識をもって、怒りを俯瞰し解消する事を実践しています。

この記事では、休職6ヶ月目 第3週での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。

当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。

かじちゃん
かじちゃん

私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです

この週に考えたこと/行動したこと

・怒りの爆発を俯瞰し、解消を実践
・安全衛生部門の有識者 U氏と面談
・小池龍之介氏の著書と出会う

この週に読んだ本

『煩悩フリーの働き方。』 小池 龍之介 著

5/19(月) 怒りの煩悩

夫婦喧嘩

当時の日記を読んで感じたこと

前週末、妻と喧嘩してしまいました。

おそらく、復職にむけての不安から精神が不安定になっていたものと思います。

小池 龍之介氏の著書から吸収した事を、図らずも実践する事になりました。

今までよりは、自身の感情の俯瞰や、気の持ちようというか怒りの逃がし方がうまく出来ているようです。

喧嘩など、心にダメージを負うようなイベント(?)は、内省するきっかけになりますが、このような事がなくても定期的に内省して、心の棚卸しみたいな事をやっていければ良いなと思いました。

当時の日記

9:15~9:25(喫茶店にて)

先週土曜日、爆発してしまった…

今になって考えると、自身の慢が強く、怒りの煩悩に負けてしまっていると判る
妻の言動は関係ない
自分の脳内でため込んでいた「なんでこんな言い方されなければいけないんだ」という倣漫、安いプライドが起爆となっている

打ち消すには自分を俯瞰
徹底的に俯瞰すること
怒り、怒り、怒り…と唱えてみること

そしてもし厭な気持になったら、それを肚に落とし込むこと
2度とやらないと誓うこと

怒ってゴメン
妻と自分の心へ謝る
鬱積してしまった怒りの煩悩を全てクリーンにしておく

欲はないか?
迷いはどうか?
無関心になっていないか?

今、目の前にある事のみに集中
没頭すること
五感を総動員して、現在という瞬間を感じ取る

本日ここまで

5/22(木) ディズニーシーの感想

舞浜駅

当時の日記を読んで感じたこと

復職の具体的な日程が決まり、自由に使える時間が少なくなることもあり、以前より行きたかったディズニーシーに妻と行きました。

これまでは、気持ちの高揚があった翌日には、揺り戻しのような気持ちの降下があったのですが、この時はそれが無かったようです。

内省の効果があったのでしょうか。

就寝中に起きてしまうことがあったようですが、そういうときの気持ちの整理も出来ているようです。

当時の日記

 9:10~9:20(会社最寄り駅 ファストフード店にて)

火曜日ディズニーシー、水曜日休養のため、日記休み
良い休養出来た

妻も喜んでいた模様
ディズニーシーは天気も良く爽快、20:00のショーまで観られた

強い刺激はどうかとも思ったが、なんとも無かった(翌日含め)
通常の生活送れそう

夜間ときどき起きてしまう事あり
仕事の夢を見ることも多くなった
ある程度仕方なしとして受容する事にする

以前ならこういう事で悩んでいたかもしれない
全てを悩みの種として抱えてしまう
捨てる、流すことをしてこなかった報いがきていたのかも

朝起きてから暫くは、良からぬこと、ネガティブな事を考えてしまうことあり

怒り、怒り…と唱えて捨てるようにしている
全ては自身の脳内で考えているだけ
現実に起きている事ではない
目の前の出来事に集中、没頭すること
余計なことは考えない

五感に神経を研ぎ澄まし、現実世界にしっかり心を留める鍛錬を積む
これが今の課題

本日ここまで

5/23(金) 面談予定で気が重い

当時の日記を読んで感じたこと

本社での面談を直前にして、だいぶ緊張していたようです。

産業医や、総務、職場の上司などがそろう場であり、しかも復職出来るかどうかが決まるとなれば、緊張するのは当たり前ですね。

質問に対する回答を考えてしまうのも、ある程度は仕方がないことだと思います。

新年度となって上長も変わっており、初顔合わせなのも不安に拍車をかけているようです。

不安がっているという自己の感情を野放しにせず、よく俯瞰しているようにみえます。

俯瞰するという手法を見出せた事は、日記の最大の効能ではないでしょうか。

当時の日記

8:20~8:30(喫茶店にて)

本日、10:30~本社にて面談予定
憂鬱というほどではないが、気が重い
ストレスというほどではないが、焦りのようなものを感じる

正体がはっきりせず、煩悩なのかどうか判別つきづらい
脳内でぐるぐる考えてしまっている
とりあえず止めてみる
これは現実逃避か?

今なすべき事に集中、没頭
何を聴かれるか、何を答えるべきか?
これが良くない、正直に吐露すれば良いだけのこと

模範解答を準備しようとしている
そのような場ではない
うまく答えなくても良い

分析は必要だが、回答内容まで分析することはない

心の保ち方に集中
これからの仕事内容については、追々考えていけば良い
気にしすぎは×

今日の事を覚えている人は、10年後には1人も居ない
ぶっつけで行く

本日ここまで

まとめ(6ヶ月目 第3週)

いかがだったでしょうか。

かじちゃん
かじちゃん

参考になった部分があれば幸いです

この記事では、休職6ヶ月目 第3週での出来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。

  • 5/19(月) 怒りの煩悩
  • 5/22(木) ディズニーシーの感想
  • 5/23(金) 面談予定で気が重い

次回、6ヶ月目 第4週の記事も参照してみてください。

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