週初めの月曜日、ただでさえ憂鬱なのに、朝イチからの会議とか考えただけでも嫌になりますよね。
休職中だから曜日は関係ないはずなのに、なぜか月曜日は憂鬱な気持ちになっていました。
沁みついてしまった習慣というのは恐ろしいものです。
この週、会社批判や幼少期の記憶に思考を巡らした末に、先を見据えて思考を拡げたりまとめたりと、人生を俯瞰するきっかけになる出来事がいくつかありました。
この記事では、休職3ヶ月目 第1週での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。
当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。
私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです
・会社の現状と自身の想いのギャップについて
・ホラー小説を読んでの考察
・幼少期の記憶と自我の形成について
2/3(月) 会社批判に走る
■当時の日記を読んで感じたこと
会社では、毎週月曜日8:00から所属部内の部課長全員による、朝会なるものが開催されていました。
なぜ8:00なのかというと、業務の開始時間は9:00なので、それまでに終わらせてしまおうという目的です。
ただ、年度末など業務過多の時期になると議案が多くなるため、開始が7:30になったり、年度末の時期は7:00開始だったり…と、だんだん開始時間が早まり…。
遠方からの出勤者は始発電車に乗らねばならず、課長にはかなり不評な会議でした。
部長からは毎週「叱咤激励」が飛び、課長は委縮しているような状態で、パワハラ認定されてもおかしくないような状態でした。
素直にいうと、「昔は良かった」です。
社内では、現場作業をおこなう社員はとても大事にされていました。
厳しいお客様もいましたが、仕事へのモチベーションが下がった事などなかったと記憶してます。
時代が変わってしまったのでしょうが、人が大事にされない会社や世の中の未来は暗いと思います。
9:46~10:05 喫茶店にて記録
本日月曜日
仕事無いのだが憂鬱
朝ウォーキングしていても何か空気が違うのを感じる
道行く人や車が殺気立ってという程でもないが、何か意思をもっている様に感じる
朝会の事を考えていた
月曜朝8:00-の朝会がある日は、7時には出社していたので、6時に家を出発するため4時30分起床
妻は更に30分早く4時に起床していた
よくやってくれていたと思う
感謝の念に堪えない
そもそも朝会がなぜ必要なのか?
連絡事項伝達?ハッパかけ?気合い入れ?時代錯誤も甚だしい
苦痛に感じている人間が多数いる
何かよい方法ないものか? 意見が活発に交わされるような実のある内容なら有意義かもしれないが
週報も必要か?何か成果上げたのか?風通し余計悪くしてないか?
会社が大きくなりすぎておかしくなって来ている
幼稚化している
社員が嬉々として働ける場所でなくてはいけないと思う
魅力がない
やり甲斐がない
30代の頃は仕事に生き甲斐すら感じていたのに、何がどう変わってしまった?
金もそんなに欲しくなかった
地位も名誉も欲しくなかった
仕事の充実だけ求めていた
徹夜も全く苦でなかった
夢中で仕事できていたと思う
昔は良かったとは言いたくないが、良かったのは事実
この会社もう駄目だと思う
見切りつけた方が良いか?
金もらうだけの存在として勤め上げるのが良いか?
人間がダメになってしまいそうな気がする
早期退職を願うか
熟慮が必要
今日ここまで
2/4(火) 読んだらいけない本
■当時の日記を読んで感じたこと
人間の脳というのはわがままなもので、混沌から解放されると、刺激を求めるようです。
少し怪奇的なものを読んでみようと、ホラー系の読み物を手に取ってしまいました。
日記本文にも記載してますが、精神的に良い影響を与えないので、ホラー小説は読まない方が良いと思います。
タイトル記載しようかと思いましたが、迷惑がかかると思いますのでやめました。
休職初期においてこのようなジャンルをチョイスした自分が悪いです。
かろうじて自分の気持ちが俯瞰出来ているので良しとします。
14:35~14:50 自宅にて記録
降雪のため朝から在宅
昨日、○○の「△」という本を読んだ
ジャンル的にホラーという事になっているが、少々特殊な内容と思われた
節分の時期ということもあり、このタイトルが無意識に目に入ったのかもしれない
主人公が狂的に道を踏み外していく様を、最初は読んでいけたのだが、小説とはいえ内容がエスカレートしていき、ついていけなくなった
読了してみて改めて反芻してみると、ただ怖がらせているだけのような内容
精神的に不安を抱えている人や種を持っている人は読んではならない本だと思う
娯楽性がない
著者が異常人格なのではないかと空恐ろしくもなった
情念がくどく描写され、誰にでもある心の闇の部分を掘り下げるにしては、あまりにもやり過ぎだと感じ、途中おかしくなりそうだった
パニック症に似た感じ
その後の歯医者でも変になりそうでヤバかった
反面この本を読んで、途中で嫌だと感じたこと、ヤバいと予め感じられた事は収穫かも
その段階でやめる事が出来るので予兆がどんな感じで現れるのか判って良かった
心にダメージを負った後の修復にどのくらいの時間を要するのかが、まだはっきりしない
昨日は少なくとも就寝時までは不安定だった
今朝起床時はあまり気分良くなかったが、ウォーキング中に反芻しても何も感じなかったので、回復はしていたのだろうと思う
これもトレーニングだと思って良しとしよう
本日ここまで
2/5(水) 幼少期の記憶について
■当時の日記を読んで感じたこと
幼少期は、とにかく母が怖くて仕方ありませんでした。
当時の母は何か気に入らないことがあると必ず舌打ちをしていたのですが、その「チッ」という音が聞こえると、身体が固まって動けなくなっていたくらいです。
当時の私にとっては、特に怒られるような悪い事をした認識がないので、「何故かぁちゃんは怒るんだろう?」と困惑していました。
原因不明の母の怒りについて、幼い子供にとっては判る術もありませんが、今考えると恐らく更年期によるものだと想像がつきます。
自身で仕事を抱えながら、家事もこなし、男児3人兄弟を育てるのは大変だったろうと、今となっては母に対して感謝の念しかありません。
14:05~14:15 自宅にて記録
本日朝のウォーキング休み
前日の雪が凍結しているかもということで休みとした
畑も同様の理由で休み
買い物、車の給油、洗車に注力した
免許証の更新をする予定だったが、電車代などを考えると復帰後が良いかなどと考えてしまい、先延ばしにしてしまった
金の事を理由にしてはいけない
金より時間を有効に使う事を考えねば
優先すべきは金ではない
何万もかかるのであれば話は別だが………今週中には行っておこう
復帰後は自由な時間がなくなると考えねばならない
今できる事はすべてやっておく事が肝要と考える
昨夜風呂に入りながら、ふと幼少期に母親の顔色をみる癖があった事に気づいた
風邪をひいたときなどに扁桃腺が腫れて吐き気がするのだが、なかなか理解してもらえず嫌な顔をされるので我慢した事を覚えている
夕べ、ある俳優の家族についての番組をみた
十の家族があれば、十の苦悩があるのだなと思った
皆初めての人生を送っている
うまくいかなくても当たり前くらいの鷹揚な気持ちで臨みたい
本日ここまで
2/7(金) 思考が一気に拡がる
■当時の日記を読んで感じたこと
一週間をとおして見ると、会社や幼少期の記憶に思考を巡らし、時間と空間を広げて俯瞰した週だったようです。
会社批判に走るのは自然のなりゆきだとは思いますが、最終的に生物の行く末やら、人生は修行であるやら、思考があちこちに飛んでしまっていて収拾がついていないように思えます。
それでも、目先のことだけでなく、先を見据えて思考を拡げたりまとめたりしながら、人生を俯瞰できているのは収穫でした。
長い人生の中では、一度立ち止まって、とりとめのない事をじっくり考えてみる時間も、たまには必要なのではないかと思います。
19:35~19:50 自宅にて記録
昨日は一日中運転していたため、日記休んだ
本日予定行動できず、夕食後に記録している
昨夜、妻から生物の行く末、進化について話題があがった
目的、最終形はどうなるのかという疑問だったが、生物は少しづつ変化し、環境に適応しながら次へ生命を繋いでいくものだと返答
考えているとき、自分というものは一生を終えた後、どうなっていくのだろうかという思いに至った
確か、小学生か中学生のころ考えたことがある
宇宙の果てはどうなっているのかというのと似ているが、これは空間の話で、前者は時間的なもの
「自分」というものの一生で終わるのであれば、この一生悔いなく終わるのが有意義というもの
一瞬の無駄も許してはならない
やるべき事、楽しい事、有意義と思える事柄に集中して、時間や労力、金を使うべきと考える
今やりたいことは何か?我慢して仕事続ける事か?農業やりたいのではないのか?しんどくなった時の事を心配して二の足踏んでいるのか?将来を心配しているのか?
損得を優先してやりたい事やらずに終わることは損である
ただし、人生を修行として捉えると功徳を積むことが重要
やりたい事を一所懸命やって、困難から逃げないで乗り越えることが最良なのではないか
本日ここまで
まとめ(3ヶ月目 第1週)
いかがだったでしょうか。
参考になった部分があれば幸いです
この記事では、休職3ヶ月目 第1週での出来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。
- 2/3(月) 会社批判に走る
- 2/4(火) 読んだらいけない本
- 2/5(水) 幼少期の記憶について
- 2/7(金) 思考が一気に拡がる
次回、3ヶ月目 第2週の記事も参照してみてください。