うつになると、何なのかよくわからない厭な感じの不安に見舞われる事がありますよね。
私も、何の脈略もなく、突然わけのわからない不安が押し寄せてくる事が何度かありました。
この不安を「厭な感じ」と呼んでいて、これについては考える事も避けていたのですが、文字にして表現したところ、肚落ちする感じがありました。
この記事では、休職4ヶ月目 第2週での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。
当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。
私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです
・会社の先輩Mさんとの会合で感じた事
・以前から感じていた「厭な感じ」について分析し、文字に表現
・『大切な人の「つらい気持ち」をラクにする方法』
野口 敬 著
・『「思考」の底力』 野口 敬 著
3/13(木) 先輩Mさん
■当時の日記を読んで感じたこと
先輩Mさんは、会社で初めて配属された職場での先輩です。
と同時に高校の先輩(2学年上)でもあります。
公私ともに面倒みていただいて、大変お世話になった方で、こんな人になれたらいいなと思うほど憧れの存在でした。
Mさんにお話しを聴いていただいたのは良かったのですが、お互いをよく見知っているだけに感情が入りすぎてしまい、職場復帰のための準備という本来の目的を忘れてしまいました。
状況を吐露できたという部分は良かったのですが、会合が終わったあと、少し気分が落ち込んでしまいました。
9:35~10:00 H駅ファストフード店にて
3/5(水)から少々疲れありの為、ウォーキングなど休み
カウンセラーに相談した
スケジュール詰め込み過ぎでは?との指摘
通勤訓練+ウォーキング+ビジネス本読みをセットでやっていたので、組み直す事にした
3/7(金)夕方からMさんと会合
俺の話を聴いて泣いてくれた
感謝しかない
Mさんはやはり尊敬できる
こういう人になら付いていけるのに
尊敬に値しない奴が上司になると辛い
自分がNo2に向いている性格だからか?
参謀として力を発揮するためには、良い上司が必要と思われる
脱線した
Mさん自身の話も聴いた
だいぶ苦労された模様
部下に鬱症状な人がいるとの事
俺なりの進言をした
野口敬氏の震度階表を渡す
参考にしてくれれば
少々調子に乗って、いろいろ話し過ぎたかもしれない
翌朝特になんともなくウォーキングしたが、車運転中に少し凹んだ
Mさんに昨年6月の事を話したのが良くなかったのかも
自分がどれくらい大変だったかを吐露する事で、単に正当化したかっただけではないか?
スッキリはしたが。。。気味悪がられてないか?
自分でも話す事で明確に思い出してしまったような気がする
あの厭な感じが運転中によみがえってきた
物事を考えすぎるとこうなってしまうようだ
変な感じになるのでは?という内向きな不安を引きずったまま繰り返し(繰り返しが重要!)考えてしまうと、「あの感じ」がよみがえってくる
なんとなく判った
そうなった時にどうすれば回復するかがいまいち判っていない
深呼吸とかでも今ひとつな感じ
綱渡りしてるような不安定感がある
実際は道路の上の白線を歩いているだけで危なくはないのだが、白線を踏み外したらどうしようとか、繰り返し繰り返し考えて、その思考を止めないでいると、降下のスパイラルに巻き込まれてしまうような感じ
昨日は畑に没頭した
かなり疲れたが、昨夜はぐっすり眠れた
目覚めも思ったよりきつくなかった
運動はやはり重要だ
本読みの量を減らそう
あと妻に感謝!
本日ここまで
3/14(金) 「厭な感じ」について分析
■当時の日記を読んで感じたこと
前の日から、なんとも表現しようのない「厭な感じ」について、初めて正面から向き合い、なんとか文字表現してます。
この「厭な感じ」を回避する為、いろいろ模索し始めた頃です。
回避したい気持ちはわかりますが、こういう事をやると、少なからず心にダメージを負い必ず凹むこといなります。いっそのことやめておけば良いのにと思いますが、後々習得する自律訓練法などに向けての意識づけだったと考えれば、無駄ではなかったのだろうなと思ってます。
ちなみに、この「厭な感じ」とは、おそらく予期不安の症状だったのではないかと思います。
9:25~9:45 H駅ファストフード店にて
今朝、妻にクッキーを渡した
喜んでもらえて幸い
昨日少々無理して買い出しした甲斐があった
今日はあまり書くこと思いつかないが、先日の厭な気持ちになるまでの過程について、思い当たる点を書き出しておく
先週金曜日にMさんと会合した際、症状などについて話していたとき、柏の通り魔について話題が及んだ
犯罪なのでもちろん許されない行為だが、気持ちが昂ぶるとか自分が抑制できなくなる部分については何となく判るような気がするというような事を話した
行為はとても容認できるものではないし、とんでもない事だが、そこに至るプロセスは何となく理解できなくも無い
更に言うと、通常の人間でもその要素を孕んでいるという思いにも至っている
一線を越えてしまうキッカケがあればそうなってしまうかも…という想いが強い不安要素となって、気持ちの昂ぶりと同調すれば、おかしな事をしでかしてしまうのだと思う
それを「厭な気持ち」と認識したという事は、自分を客観視出来ているという事か?そうであれば進歩か?
最近ちょっと厭なニュースが多い
柏の件は、異常な心理が根底にあると思われ、取り込まれてしまいそうで怖い
先日のホラー小説を読んだ時のような気分になるそうな気がする
とても厭だ
やはりやめておこう
少しずつ、少しずつ
焦らず回復を狙う
本日ここまで
まとめ(4ヶ月目 第2週)
いかがだったでしょうか。
参考になった部分があれば幸いです
この記事では、休職4ヶ月目 第2週での出来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。
- 3/13(木) 先輩Mさん
- 3/14(金) 「厭な感じ」について分析
次回、4ヶ月目 第3週の記事も参照してみてください。