復帰に意欲を示すも【うつ休職記録(5ヶ月目 第3週)】

うつ病休職記録

いざ復職 となると、やっぱり二の足を踏んでしまいますよね。

私も、あれほど焦っていたにもかかわらず、復職が現実味を帯びてきた途端に躊躇してしまいました。

復帰後に想定されるストレスに対しての具体的な備えや、対抗できるような武器や防具みたいなものを身につけていなかったため、不安がムクムクと頭をもたげてきたためです。

この記事では、休職5ヶ月目 第3週での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。

当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。

かじちゃん
かじちゃん

私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです

この週に考えたこと/行動したこと

・復職に意欲を見せる反面、不安が頭をもたげる
・復帰のビジョンを固める作業を開始

この週に読んだ本

『結果を出す人の時間の考え方・使い方』 小林 一光 著

4/14(月) 復帰に意欲を示す

決意

■当時の日記を読んで感じたこと

風邪らしき症状がだいぶ和らいできたことで、復職への想いがさらに強くなってきました。

5月ゴールデンウィーク後の復帰を目標に掲げています。

この前の週あたりから、ぼんやりと復職できるだろうと考えていましたが、具体的な準備が出来ていなかったため、もっと後ろにずれ込むことになります。

当時の日記

9:25~9:35(H駅ファストフード店) 

体の調子、土日でだいぶ回復した 
本日から薬やめてみる 
花粉症もだいぶ和らぎ、眼も痒くない 
風邪と同時に回復した様に思える 
マスクはこれからも当分、外出時・就寝時に着用する 

昨日、一昨日両日ともに充実していた 
妻と畑、散策、自転車で遠出、土いじりなど共同作業実施

先日金曜日にSWOT分析してみたが、どれも小賢しく思えた 
大事なのは俺自身の妻を想う気持ちであって、この想いこそが強み(コアコンピタンス)とすべきだという結論に至った 
我ながら良い結論が出たと思う 

今週は水曜日に保健師連絡 
金曜にクリニック予定 
そろそろ復帰に意向を伝えようと思うが、クリニック終了してからでも良いか? 
カウンセラーに一言相談してからにしようと思う 
とりあえず4/22(火)がXデー 
5月GW明けからの復帰をめざす 

本日ここまで 

4/15(火) 不安が頭をもたげる

不安なイメージ

■当時の日記を読んで感じたこと

前の週から復職を意識し始め、いざその意思を伝えてみようという段になって、急に不安になってきました。

この時点ではまだ知る由もなかったのですが、復職後に想定される、ストレスに対しての具体的な備えや、対抗できるような武器や防具みたいなものをなにも身につけていなかったのが、その原因だと思われます。

自分でもなんとなく、不安の種はそういうところなんだろうなと、薄々気づきはしていたものの、そこにはあまり目を向けようとしていませんでした。

パンドラの箱を空けてしまうような怖さみたいなものがあったのだと思います。

不安要素を羅列、一歩引いて焦りの要因を俯瞰しているところは評価したいです。

当時の日記

9:35~9:50(H駅ファストフード店) 

体調良好 
風邪回復した模様 
妻もだいぶ回復した模様(多少咳あり) 

5/7(水)から復帰の案を伝えようと思う 
最終的には4/18(金)カウンセラーの意見を聴いてから(多分大丈夫だと思うが) 
最終診断書が必要か? 

恐らく2、3度は会社まで足を運ばなければならないと思う 
少々気が重い 
本部長、部長、新任部長との顔合わせが少し鬱陶しい 

要望をまとめておく 
訓練フル活用する 
勤務場所はT駅 
当面9:00-17:30勤務 

インフラ操作など大丈夫か? 
会社への申請等(通補etc.) 
関係者への挨拶必要? 
何か書類書いておくんじゃなかったか? 
当たり前だが憂鬱になってくる 
ソフトランディング出来る? 
許される? 

こういう思考が良くないと思う 
なるようになるし、なるようにしかならない 
己の素のままでいこう 
生まれ変わったとか大げさなことではなく、今のままで 

とりあえず本日帰宅後書類見てみる 
妻とも相談 
ともに乗り切る 

本日ここまで 

4/16(水) 一歩引いて焦りを俯瞰

尻込み

■当時の日記を読んで感じたこと

前日と同じく、復職に意欲を見せるも、尻込みしています。

あれほど焦っていたにもかかわらず、復職が現実味を帯びてくると、やはり躊躇してしまいました。

それと同時に、復職に対して焦りの感情が湧いているのを俯瞰できており、それはそれで正解のような気がします。

カウンセラーに相談しようとしているところはOKだと思います。

当時の日記

8:20~8:33(喫茶店にて) 

昨夜咳が出て3時頃起きてしまった 
痰が絡んでいたようだ 
風邪がぶり返してしまったのかと思った 

本日保健師と会話する 
復帰切り出すか 
相手から話しが出たらにしよう 

18(金)カウンセリングあるので、そこで相談だ 
復帰に少々焦りのようなものが湧いているのが判る 
どうにもならないことは考えても悩んでもどうにもならない 
成り行きに任せよう 

本日ここまで 

4/18(金) シニア男性を紹介される

シニア男性

■当時の日記を読んで感じたこと

前々日に保健師と電話面談しています。

そこで、復職にむけてのビジョンを固める作業を今後やっていくという事を会話しています。

具体的には、仕事の進め方、コミュニケーションの取り方、困難な場面にぶつかった場合の対処などについて方法論を固めておくという事です。

この会話の流れで、保健師の勧めにより、5月に会社シニアの方と面談する事になりました。

この方ですが、後々「Uさん」として日記に登場します。

ご退職後に心理療法を学んだのち、シニアとして安全衛生部門に在籍し、必要があれば対象者と面談するという少し特殊な位置づけの方でした。

本も出版しているらしく、その道では結構有名な方だったようです。

この時点ではまだ逢ってもいないので、どのような展開になるのか判っていませんでしたが、後々、私の不安要素を見事に打ち消していただきました。

5月の日記に記載してますが、自律訓練法を学ぶキッカケを作ってくださった有難い人です。

当時の日記

8:25~8:37(喫茶店にて) 

昨日はH市のチューリップまつり、畑での作業のため休みとした 

一昨日保健師と会話 
復帰のビジョンを固める作業を今後やる事とした 
仕事のやり方(進め方)、コミュニケーション、体調悪くなった要因と対処を「こういうパターンだったらこういうふうに対処」という具体策まで落とし込んでおき、備えておくという事 

また、5/12(月)安全衛生部門のシニアに心理学を勉強した人がいるとの事で、面接することになった 
現場の経験がある人で、いろいろ相談できるかもという配慮 
うつの経験はないらしい

どうなんだろう?
仕事の内情をなまじ知っており、心理学を勉強したという自負?みたいなものを振りかざされたらとても厭だ 
逢って何を吸収するのか? 
いらないといえばいらない 
逢って何らかのメリットがあるのであれば吸収する 

今日カウンセラーに相談してみる

本日ここまで 

まとめ(5ヶ月目 第3週)

いかがだったでしょうか。

かじちゃん
かじちゃん

参考になった部分があれば幸いです

この記事では、休職5ヶ月目 第3週での来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。

  • 4/14(月) 復帰に意欲を示す
  • 4/15(火) 不安が頭をもたげる
  • 4/16(水) 一歩引いて焦りを俯瞰
  • 4/18(金) シニア男性を紹介される

次回、5ヶ月目 第4週の記事も参照してみてください。

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