準備はしていたものの、なかなかその通りには行かない、そんな事ありますよね。
試し出社を経て、ついに復職を果たし、久々に感じる仕事のプレッシャー。
焦り、責任、期待を裏切らないようにという重圧に対して、これまで準備してきたことを総動員して対処を試みました。
この記事では、休職7ヶ月目 での出来事をとおして、さまざまな気づきを探っていきます。
当時記録していた日記も書き起こしてますので、よろしければ参照してください。
私の体験を読んでみて、心が疲れそうになっている方、疲れてしまった方、つらい思いをされている方の心が少しでも軽くなりそうなヒントが見つかれば嬉しいです
・試し出社後に正式復職
・会社イベントの手伝い
・朝会、緊急の仕事でプレッシャーを感じる
・『苦しまない練習』 小池 龍之介 著
・『平常心のレッスン』 小池 龍之介 著
6/ 6(金) 試し出社開始
当時の日記を読んで感じたこと
6月に入り、まずは「試し出社」を開始しました。
この「試し出社」は、2月に自主的に行っていた「疑似通勤」とは違い、会社規定の復職プログラムに組み込まれているもので、以下を確認する意味があります。
・会社に遅刻せずに来られるか
・出勤/退勤/所定の勤務時間をこなすことで体調に異変をきたさないか
定時出勤したら上司と担当者に挨拶して、退勤時間までは外出してもOKでした。
なお、これまで毎日記載していた日記ですが、試し出社で疲れてしまうのが嫌だったので、週イチ(金曜日)での記載にしました。
20:23~20:33(自宅にて)
毎日日記書こうと思ったが無理そう
先週はまだ余裕あったが、今週から試し出社で事務所に缶詰状態
監視されてる訳ではないのだが、やはりこういうプライベートな作業はしづらい
毎週金曜日に仕事脳を空にする時間を利用して、一週間の振り返りをやろうと思う
まずは自律訓練について
行き帰りの電車内でやっている
脱力のコツみたいなのを掴んだ気がする
3分あれば、重、温やれると思う
緊張や雑念があるとダメ
リラックスしていることが前提
今日提示間際に、同僚と少し口論しかけた
後になって考えると、拒否の念が出ていたかと思う
反省している
今、
この時、
やってみる
これが大事
部長各位に復帰の意思表示兼ねて挨拶した
特に乱れ無し
対人はOKだと思う
あとは心が乱れそうになった時、仕事が辛くなった時、プレッシャーかけられた時、どのように対処するか?
自律訓練がある程度出来たら、系統的脱感作法に移行してみる
あらゆるパターンを想定して、タフな心を作り上げる
呼吸瞑想もやる
本日、忙しさにかまけて妻への感謝を忘れかけていた
常に意識するよう心掛ける
来週から復帰
いきなりイベントがありそうだが、リラックスして臨むべし
本日ここまで
6/13(金) 正式に復職
当時の日記を読んで感じたこと
試し出社を経て、この週の月曜、6/9に正式に復職しました。
なんとか復職出来たなという嬉しさと、これからどうなるんだろうという不安が入り混じって、手放しでは喜べずに、ちょっと複雑な気持ちでした。
帰宅後、祝杯をあげた際に妻の喜ぶ顔を見て、復職できたという実感が湧き上がるとともに、ほんとうに良かったなという想いのほうが強くなっていきました。
毎年6月9日が来ると、この日を思い出して感慨深くなります。
20:22~20:29(自宅にて)
今週から復職となった
定時の出退勤が義務づけられている
周りから退勤時間に帰宅を促されるので助かっている
自分からはなかなか言い出しづらい
10(火)イベントは何とか乗り切った
課長研修は、今回はパス
また慣れた頃にということになった
会社では仕事に没頭出来てはいると思う
ただ、やはり部長が横にいるので気が散るのは確か
まだ同僚がいるから助かっている
難しくはないが、徐々に仕事量が増えてきている
こなせる量なら良いが、無理なら早い段階で申告しよう
今週末はジャガイモ掘り
何かと忙しい
すべてに没頭すべし!
本日ここまで
6/20(金) 朝会に出席
当時の日記を読んで感じたこと
朝会は新しい部長になってもまだ続いていました。
以前のように、異常にピリピリした感じは無かったものの、やはり早朝出勤はつらいものがありました。
日記からは、自律訓練を毎日実施し、気持ちの俯瞰が出来ているように思います。また、順調のあとに訪れる疲れやストレス、気分の落ち込みについて予測・警戒し、気分が高揚しすぎないよう努めているようにも見えます。
日記の文面からは、合宿研修の企画、自律訓練やカウンセリングなど、気力が充実しているのが感じとれます。
19:55~20:09(自宅にて)
今週を振り返って…
先週のようなイベントが無かったせいか、張り合いが無かったように思う
慣れてしまったのか?
目新しい事と言えば、復帰後初の朝会出席
緊張は無かったが、ピリッという感じは伝わった
部長から、合宿研修について言いつかった
今のところ、進めていけていると感じる
来週は課題作りに取りかかる
少しづつ難度が高まっている
イベントの精算処理終了
報告も無事終了
自律訓練は毎日やれている
呼吸瞑想は通勤時やっているものの、復帰後は考え事が多く、引き戻される事が増えた
まぁ、これも練習
座禅やってみたものの、まだ未熟
6/18(水)産業医面談あり
S先生と久しぶりにお会いした
俺を見て、前回より元気そうに見えるとの事
素直に嬉しい
本日カウンセリング
仕事が重複した際の、プライオリティづけ、消化不良案件の取捨を水・金に
客観的に振り返る
妻や同僚の意見を参考に
今は順調だが、疲れやストレスが重なった時に凹みがくる
思考が必要以上にネガティブにならぬよう、こういう事もあるよなーくらいの心持ちで臨む
本日ここまで
6/27(金) 緊急の仕事
当時の日記を読んで感じたこと
緊急の仕事で、かなりのストレスを感じたようです。
焦り、責任、期待を裏切らないようにしなければという重圧 etc.
久々に感じた仕事へのプレッシャーでした。
覚悟はしていたものの、今後こういうのが山ほどあるんだよなと思い、ちょっと気が滅入ってしまいました。
20:21~20:26(自宅にて)
今週水曜日、緊急で仕事を言いつかり焦った
手が冷たくなっていた
焦ると思考がストップしてしまいがち
こういう時こそ、普段の心がけが活きてくるのだと思う
何とか乗り切れた
終わりの時間が決まっているのは良い
現状、定時という縛りがあるが、これが無くなったとき、自分で決めて良いだろうか?
決めるべきだと思う
徐々に許容時間を延ばしていってみよう(ダメか?)
定時間際に、保健師から部長宛に電話があった
何だろう?
妻、週始めに体調崩して心配した
今は持ち直している
日々平穏を祈る
本日ここまで
まとめ(7ヶ月目)
いかがだったでしょうか。
参考になった部分があれば幸いです
この記事では、休職7ヶ月目での出来事について、日記を通して俯瞰し、さまざまな気づきを探ってみました。
- 6/ 6(金) 試し出社開始
- 6/13(金) 正式に復職
- 6/20(金) 朝会に出席
- 6/27(金) 緊急の仕事
次回、8ヶ月目の記事も参照してみてください。